「日本海」にするか、「海峡」にするか。
その日の風向きで迷う方も多いかと思います。
でも僕には明確なマイルールがあります。
「どんなに風向きが良くなくても、4月後半まではできる限り日本海で海アメ・海サクラを狙う。」
このマイルールのおかげで、今回も半分痛い目にあいました…。
4月8日 道南上ノ国町磯で痛い目にあう。
画像は超ピンボケで分かりにくいですが、波と濁りが半端じゃない!
前日までの雨と南西風で、おそらくですが河川からの濁り水が入ったのかな?と、考えましたが、この程度の濁りなら特に問題ないだろうとスタート。
ところが、どんだけアピールカラーのルアーを使おうと、どんだけ派手にアクションさせようと一向に反応なし。
「津軽海峡行けばよかった…。」
予定があったため朝イチ6時半までの短時間勝負だったため、余計に後悔の念が釣行中に嫌という程に襲ってきます。
結局朝6時半頃に小さなホッケをばらして終了。
いやー、海アメとか海サクラって、こんなに難しかったっけ…。
4月9日 道南熊石町新規開拓で海サクラゲット!
当日日本海は中潮。
午前7時に1回目の満潮を迎える、潮としては僕好みの絶好のチャンス。
しかし北西風が強く、日本海側はそもそも釣り場に立てる場所が限られる。
となれば、ポイントはおのずと絞られる。
途中見て回った有名ポイントは超満員。
みんな考えることは一緒でしたね。
超有名ポイントはもうすでに入る場所がなかったため、横目でスルーして次のポイントへ。
ビックリするほどのピンボケ💦
右斜め後ろからの強風と時々やって来る大きなうねり。
初めて入るポイントで少々タフコンディションでしたが、前日の磯に比べれば全然余裕なコンディション。
磯の先端まで出て早速キャスト開始。
水はクリアで、根が見えていたため根掛かりを回避するためにファーストリトリーブ中心で誘っていきます。
セッティングしたルアーは、サーフスレイヤー40gのブラックホロ。
やや早巻で誘っていきますが、反応がない。
実はこのルアー、あまり早巻してしまうとスイミング姿勢が崩れてしまい、クルクル回転しながら泳いでしまいます。
分かってるなら早巻きするなよって突っ込みが来そうですね😋
この手の形状のジグでは結構ありがちなことですが、スイミング姿勢を崩してリトリーブしていることが結構多いので、僕は根掛かりが心配だとか魚が特定のスピードじゃないと食ってこないとかの特別な条件がない限りはジグが正しい姿勢で泳ぐスピードで泳がせてます。
でも根が見えててリトリーブスピード落とすの怖えぇ…。
でもここで僕、ひらめきました!
「基本スローリトリーブで誘い、時々ごく短いファーストリトリーブを織り交ぜてジグを浮かせれば根掛かりしないんじゃないか?」
僕が使用しているツインパワーSW4000XGのスローリトリーブって伝わりにくいかもしれませんが、とにかくサーフスレイヤーがしっかりアクションしてくれる速さのギリギリのラインでリトリーブします。
時折若干ですがスピードを上げ、すぐにリトリーブ速度を下げる。
このリトリーブに変えて2投目。
かなり沖合でハンドル強制ストップ‼
ロッドがブチ曲がり、なかなかの大物の予感✨
慎重に寄せてきながらも、やはり根にラインをこすられます‼💦
泣きそうになりながらもリトリーブを続け、ウネリに合わせて磯に魚をズリ上げます!
小顔だけど太ったナイスサイズ👍
56㎝の久しぶりの海サクラ!
およそ2カ月ぶりのサクラマス。
前回釣行のサクラマスも、おんなじルアーで釣ってたっけ。
やっぱりサーフスレイヤー、とくにこのカラーは魚に違和感を与えにくいのか、食いが良く、ナチュラルだからこそ釣り人もそこそこ信頼して長く使い続けられる優良なジグですね。
釣れた時刻は朝6時少し前。
この後は海イワナを2尾追加
ウネリも少しずつ強くなり、午前8時半には終了。
立派な海サクラは、僕が捌くにはもったいないほどの魚体だったので、一流料理人のお義父さんに捌いてもらうことに。
僕が捌けばおそらく30分以上は確実にかかってしまい、尚且つ身を大量に骨に残してフーフー息を切らせているであろうところを、5分弱で完璧な3枚卸&ラッピング加工してしまうとは…。
いつもありがとうございます‼
海サクラのサイズは確実に大きくなってきてますね。
これからの季節は安全を確保したうえで、磯でのんびりサクラマスの回遊待ちも良いな~😏