僕は主に、北海道道南の八雲町の熊石~松前町の清部あたりまでの間を海アメ・海サクラのポイントとして狙っています。
狙う時期は、12月~4月末くらいまで。
3月末~4月末くらいになると、知内町~木古内町付近を狙うこともありますが、あまりにも風が強かったりした時の避難的な釣行が多いです。
ただし、知内町~木古内町付近、また、函館近郊(函館港~恵山)も有望なサクラマスポイント。
今後はこちらも重点的に狙ってみたいですね。
この記事では、僕が20年以上かけて歩いて実釣した経験から、特に初心者におススメなポイントを熊石~松前の間で、いくつか紹介していきます。
僕がこれから上げる初心者向けポイントの必須条件としては、
- 場所が分かり易い。
- 駐車スペースがある。
- 釣り場へのエントリーが簡単で、一人でも緊張しない。
の以上の3つ全てを含むものとしています。
やっぱり初心者のうちは、場所が分かりにくかったり、駐車スペースがないと、それだけで釣りを遠慮してしまいそうになってしまいますよね。
実際僕がそうでした。
そして3つめの条件は、場所によっては人との間隔が狭くて、隣に入りずらいポイントもあります。
今回紹介するポイントは、初心者の方でも1人で簡単に釣り場に入っていけて、ゆったりとしたスペースで釣りができるポイントです。
ただし、このブログの最後には実際に釣行する際の注意点も記載しておりますので、是非最後までんで頂けるとありがたいです。
そして、中にはあまりポイントを公開することを好まない方もいらっしゃるかと思いますが、今回紹介するポイントは超有名ポイントだけ。
「あんまり公開してほしくないな~!」的なポイントは紹介しません!
もしも「海アメ・海サクラを始めてみたい!」や、今後狙えるポイントを増やしたいとお考えの方がいらっしゃれば、是非参考にしてみてください!
ポイント①.八雲町熊石方面
鮎川海岸(見市川左岸)
厚沢部町から国道229号を北上。
乙部町を経由して23㎞ほど走ると、鮎川海岸の左端に位置する「冷水川」が確認できます。
この冷水川からおよそ5㎞にも及ぶ広大なサーフが鮎川海岸です。
見市側右岸にある通称「平盤」も鮎川海岸に含まれるそうですが、僕はサーフと平盤を混在させないように、平盤は「熊石の平盤」と呼んでいます。
鮎川海岸は上ノ国方面とは違い、玉砂利が少し混ざる程度の砂浜サーフ。
春は冬とは打って変わって、非常に温暖で景色も最高!
5月のゴールデンウイーク頃は気温も春めき、まさにレジャー感覚で釣りを楽しむことができ、家族で海岸で風景を楽しみつつ、空いた時間で釣りもできるような優良ポイントです。
鮎川海岸の狙いやすい時期
サクラマスのハイシーズンは3月~5月のゴールデンウイーク頃までですが、例年12月から釣果は聞こえてきます。
僕のイメージでは、鮭の稚魚が降海し始めるころから、だんだんと数が増え始める感じですね。
このポイントは、大体がサクラマス狙いで入る方がほとんどだと思いますが、海アメの魚影もあり、時々数釣りも楽しめます。
ハイシーズンには海岸にズラ~ッとアングラーが並び、まるで鮭釣りを思わせる程に賑わいます。
ゴールデンウイークは人でひしめき合っているので、土日祝を除いた日に狙いに行くと、すんなりと釣り場に立てます。
鮎川海岸のおススメスポット
鮎川海岸は平盤を含めると5㎞にも及ぶ広大なサーフです。
基本的にはどこで狙っても釣果を期待できます。
このサーフを端から端まで歩いて探ってみるのも面白そうなのですが、とんでもなくくたびれるので、おススメしません!(僕はやったことがあります!)
初心者の方におススメしたいのは、冷水川から1.1㎞ほど北上したところにある、大沢川河口からのエントリー。
ここには車が4台ほど駐車できるスペースがあり、もし止めることができれば、エントリーは非常に簡単。
しかも直線で降りてたどり着いたサーフが、良く釣れるスポットです。
もし大沢川の駐車スペースが満車の時は、見市川に近づくように車を走らせると、海側に駐車できるスペースがありますので、そこに止めてエントリーしてもOK。(あまり見市川に近づくと河口規制に引っ掛かりますので、ちゅういしてください!)
交通安全の看板、通称「熊看板」や「馬小屋下」等、名前がついているスポットがあり、こちらもたくさんの人で賑わいます。
駐車できる場所は比較的多く、そこから簡単にエントリーできます。
鮎川海岸おススメルアー
サーフは遠浅のため、多くのアングラーが1オンス~40gのジグをメインに使用し、遠投でサクラマスを狙います。
僕のおススメは28~35g程度のジグ。
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投げてみるとわかるのですが、本当にかなり浅い!
あまりにも重いジグだとすぐに着底してしまい、ミディアム~ファーストリトリーブの釣りを強いられてしまいます。
風が強い日を除いては、操作性も高い28gくらいのジグでスロー~ファーストリトリーブで多様な攻め方をするのが僕流です。
ジグミノーで表層を狙うのも効果的でしょう。
時々、どうしても飛距離が欲しいアングラーが結構沖までたちこんでいる姿も目にしますが、離岸流の発生場所も多く、沖に流されたらひとたまりもありませんので、決して無理はしないでください!
そして足で広く探っていくとわかるのですが、ところどころ根の荒い場所があります。
日中や干潮時は根が見えやすいのですが、そんな場所で間違って重いジグをミディアムリトリーブしていると、引っ掛かります。
フローティングミノーでも引っ掛かる場所もありますので、単純にマスだけ狙うなら、根の荒いポイントには近づかないほうが良いでしょう。
鮎川海岸の中間に人住内川という川が流れてるのですが、その周辺は根が荒く、春~秋にかけては、根魚やホッケ、時々ヒラメも期待できます。
鮎川海岸で釣りをする時の注意点
注意として、鮎川海岸右岸に位置する見市川ですが、左右両岸に500mの河口規制のあります。
期間については、渡島総合振興局のホームページで確認できます。
でも一番無難なのは、一目で500m以上離れている場所、しかも人がたくさん釣りをしているところで釣りをすれば、まず問題ないです(笑)
特に、「馬小屋下」と呼ばれる場所は要注意です。
右岸は見市川に近く、迂闊に右へ展開すると河口規制エリアに入ってしまいますので、ご注意ください。
そして鮎川海岸は北風に比較的強く、日本海側で江差~上ノ国方面の海が荒れている時、ここでは釣行が可能な時もあります。
ただし前述の通り遠浅の砂浜サーフなので、一旦海が荒れてしまうと釣りにならないほどに荒れてしうので、ご注意ください。
そして、ここは恐ろしヒグマが出没します。
僕は出くわしたことはありませんが、ヒグマの足跡の目撃情報は珍しくありません。
人間の食べ物や飲み物の残りや容器のポイ捨ては、どこでも駄目ですが、被害にあいたくない方は絶対に止めてください!
春から秋にかけては、できれば人気のない時間帯の釣行は避け、早朝や夕方の単独釣行時は、人の多い場所での釣行をお勧めします。
ポイント②.江差町方面
繁次郎像が目印の江差道の駅サーフ
厚沢部町から国道227号経由で江差町を南下し、およそ3.5㎞。
江戸時代に実在したとされている、とんちの名人・繁次郎の像が目印の道の駅下のサーフ。
サーフに降りるための階段もしっかり設置してあり、道の駅に車を止めて簡単にエントリーできます。
しかも道の駅だから、トイレも完備。
近くにはコンビニに温泉もあって、釣り場としては至れり尽くせり!
まさに初心者の方にはうってつけのポイントです!
北風~北西風に非常に強く、他のポイントがダメな時の逃げ場にはもってこいです。
地形の特徴から凪やすく、投げ釣りの方も多く見受けられます。
江差道の駅サーフの狙いやすい時期
ここも鮎川海岸同様、3~5月くらいの鮭の稚魚が降海する時期が面白いサーフ。
道の駅からサーフに降りたあたりに、沖に続く根があるのですが、その周辺に鮭の稚魚がたまります。
時期になれば目視で鮭の稚魚を確認できるほど。
比較的小さな規模のサーフなので、魚がたまっているとすぐに反応があります。
ここは道の駅ということもあり、駐車スペースはたくさんあるのですが、5月のゴールデンウイークになると、とんでもないくらいの台数の車で埋め尽くされます。
サクラマスを狙うなら丁度良い時期なのですが、観光シーズンとも重なり、車を止めることができないときもあります。
出来れば、平日釣行をお勧めします。
江差道の駅サーフのおススメスポット
道の駅サーフは、降りてすぐは沖に続く根、左に展開すると泊川河口、右に展開すると足元から深くなるサーフ、更に右に展開すると北に張り出す岬の形状になっており、地形が複雑なポイント。
しかし、非常に規模が小さく、歩きながら釣りをしても1時間もあれば端から端まで歩けてしまえるほど。
ほぼどこで狙っても釣果が期待できますが、マスを狙うなら、右側に展開し、少し深い場所で遠投するのがおススメです。
初心者の方が浅場で狙ってしまうと、まず根掛かりの原因になり、ルアーをロストしてしまいやすくなります。
そして浅場には結構ホッケが住み着いていて、先にホッケがくらいついてくることもあるため、マスに集中したい方は浅場は避けたほうが良いかと思います。
根、浅場、深場、岬と非常に面白い地形なので、練習にはもってこいのポイントなので、初心者の方は一度ここで練習するのも良いでしょう。
また、サーフに隣接するように、左には「泊川漁港」があります。
その先端からキャストしてもマスが狙えます。
実際に行ってみるとわかるのですが、漁港から投げたほうが遥か沖にキャストできます(笑)
江差道の駅サーフおススメルアー
江差の道の駅サーフは、降りてすぐのサーフは非常に浅いのですが、右に展開すると足元からドンッと深くなっており、起伏に富んだ地形になっています。
そこで、沖を狙えるジグと、手前の駆け上がりまでしっかりゆっくり探れるミノーの2種類を携帯するのがおススメです。
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根がありますので、ミノーを使用する場合は右側に展開し、深場での使用をお勧めします。
フローティングミノー、シンキングミノー、どちらでも釣果が期待できます。
3~5月くらいの鮭稚魚シーズンが到来したら、小型のジグ(7g~18g)も1つ持っておくと、釣果が期待できます。
江差道の駅サーフで釣りをする時の注意点
ここは非常にアクセスが簡単。
川が流れ込んでいるサーフですが、河口規制もなし。
エントリーも緊張もしないサーフですが、根が非常に荒い場所があり、そこで釣りをしてしまうと、ルアーを大量ロストしてしまう可能性があります。
慣れないうちは、右側の少し深い場所で練習してから、少し浅場も狙ってみてください。
また、ここは道の駅であり、普通に観光客の方も多い場所。
観光客の方々に迷惑のならないように注意しましょう。
観光客に交じってウェーダーを履くのが少し恥ずかしい時もありますが、気にしないでください(笑)
そんな時は速攻サーフに降りましょう!
五勝手漁港脇からエントリー・椴川海岸サーフ
江差町の第二のおすすめポイントは、江差の道の駅から車で南下し、およそ6㎞ほど走ったところにある小さな漁港「五勝手漁港」からエントリーする椴川海岸。
この漁港は、南に広がる椴川海岸サーフに隣接しています。
漁港自体もアメマスやサクラマス、ホッケが狙える漁港なのですが、本当に有望なのが、この漁港からサーフに降りてすぐ。
右側は漁港、沖の荒根に囲まれ、北風に強く、いかにも小魚がたまりやすそうなポイントです。
ここは以前はほとんど釣り人の来ない釣り場でしたが、サクラマスが流行りだしたころから徐々に人が増え始め、今では人気スポットの一つとなっています。
漁港に車を停めて簡単にエントリーできるうえに、砂浜ながら歩きやすく、春先になると凪ている日が多いので、ウェーダーではなく長靴で釣りができるのも初心者にはおススメな点です。
五勝手漁港脇からエントリー・椴川海岸サーフの狙いやすい時期
こちらのポイントも、前述の2ポイントと同様、春が狙い目なのでしたが、2021年は、12月からサクラマスが釣れているようです。
ただし、このポイントは完全な砂浜。
ひとたび海が荒れると、とんでもなく濁りやすいのが特徴で、12月~2月までの天候の安定しない時期にはなかなか狙いずらいのがネック。
ただし、五勝手漁港側は磯が北側に延びており、比較的北~北西風に強く、海が荒れているときの逃げ場として知っておくと便利なポイントです。
コンビニも近いので、その点でも初心者の方には心強い点ですね。
五勝手漁港脇からエントリー・椴川海岸サーフのおススメスポット
五勝手漁港側からエントリーすると、非常に釣り場が短いのが難点。
砂浜に降りてすぐは非常に浅いうえに根が荒く、ジグや深く潜るミノーだとすぐに根掛かりします。
ある程度左に展開し、根が目視できなくなるくらいまで歩いてからのキャストをおススメします。
そしてしばらく歩くとサーフの途中にテトラ帯が立ちはだかり、更に左に展開するのを拒みます。
頑張れば進めるのですが、頑張って進むくらいなら、車で移動するのがベストです。
ですが、釣果的にはテトラ帯までが一つの区切りになってきます。
ここは北にせり出した岬に囲まれていて、非常に魚がたまりやすく、春先だと一日粘って魚の回遊を待てば、比較的簡単に釣果を出すことができます。
また、暖かくなってきた時期限定なのですが、五勝手漁港の堤防から海を眺め、サクラマスの跳ねが確認出来たら釣りに行く、というのんびりスタイルで釣りを楽しめるのも、漁港ならではではないでしょうか。
五勝手漁港脇からエントリー・椴川海岸サーフおススメルアー
おすすめスポットでも述べたように、とにかく浅い!
あまりにも浅いため、投げる場所によってはフローティングミノーでも引っかかります!
ですので、できれば軽めのジグ(18g~28g)でファーストリトリーブするか、ジグミノーかシンキングペンシルのような、ミディアムリトリーブでも表層をリトリーブしやすいルアーがおススメです。
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魚が回遊してくれば非常にたまりやすく、特にルアーアクションに工夫は必要ありません。
ジグのジャークやリフト&フォールといったテクニックも根掛かりの原因になるので、とにかくアクションはタダ巻きか、トゥイッチを入れるくらいにとどめておきましょう。
五勝手漁港脇からエントリー・椴川海岸サーフで釣りをする時の注意点
このポイントはエントリーが簡単なのですが、漁港に車を停めることになるので、車の駐車場所には気を付けましょう。
漁港は漁師の方々がお仕事をする場所。
迷惑なる場所には絶対に駐車しないようにしましょう。
僕は一回注意されました!
ですが、その時注意していただいた漁師さんが非常に優しい方で、注意後に優しく世間話をしていただきました!
(当時はごめんなさい!)
また、ここはポイントは狭いものの、カレイやホッケの投げ釣りポイントでもあります。
投げ釣りの方とも距離を置いて、トラブルにならないように釣りをしましょう。
ポイント③.上ノ国町方面
サクラマス狙いでは屈指の人気ポイント・寅の沢サーフ
サクラマス狙いなら、熊石の鮎川海岸や平盤と並ぶ有名ポイント・寅の沢海岸。
先ほどの五勝手漁港から国道228号を南下。
13㎞程走った地点に広がる鮎川海岸よりさらに広大なサーフです。
もともとはアメマスの人気ポイントでしたが、サクラマス人気が高まるにつれて、20年前の評価と現在の評価がガラリと変わりました。
20年前は松前方面のポイントで釣れなかった時、帰りにちょっと寄ったり、波が穏やかだった時にちょっと寄ってみようかなぁ、というような、僕にとってはそんなポイントでした。
しかし、このポイントは他のポイントにはないアドバンテージがあり、それを知っている方にとっては、今も昔も絶対に抑えておきたいポイントの一つです。
おおよそ9㎞ほどの広大なサーフで、数本の川が流れ込んでおり、砂と玉砂利が混じる、地形と土壌の変化にとんだサーフ。
根も点在し、初心者の方には練習としても是非通ってほしいポイントです。
ここで思った通りに海トラウトを狙えれば、道南のどのポイントで釣りをしても大体通用します。
寅の沢サーフの狙いやすい時期
寅の沢サーフは12月~4月末くらいまで通して海アメ・海サクラを狙えますが、特に狙いやすい時期があります。
それが12月中旬~1月末まで。
この時期はイワシの回遊が他のポイントに比べて非常に多く、この時期、大荒れした翌日海岸を訪れると、イワシが大量に打ちあがっていることもあります。
これが、「他のポイントにはないアドバンテージ」。
他の海岸でもイワシの回遊はありますが、僕が知る限り、寅の沢海岸の回遊量は道南でもトップクラスです。
「このハイシーズンの凪に日に釣行できれば、サルでも釣れる!」
と、僕は勝手に思っています(笑)
でもそのくらい簡単に海アメ・海サクラを狙えます。
万が一トラウト類が釣れなくても、ホッケは釣れます!
凪や比較的波の穏やかな日はサクラマスの釣果が非常に多く、令和2年年末には一人で数十本のサクラマスを上げた方もいたとの噂も。
うらやましい限りです!
僕も先日16本のサクラマスを上げることができましたが、ミスバイトも全てキャッチできていたとすると、30本以上は釣り上げられていたと思います。
自分のヘタクソさに呆れます😅
寅の沢サーフのおススメスポット
寅の沢サーフのおすすめスポットは大変分かり易く、
まずは寅の沢サーフ右端付近(岬に接近しすぎると釣れません)。
2つ目が左端に位置する大安在川河口から右側。
それと、寅の沢サーフ中央。
前述の通り、大荒れの日の翌日にサーフに立つと、この三か所にイワシが打ちあがっていることが多いです。
必然的に、イワシが打ちあがっているポイントに海アメ・海サクラが寄る傾向が強く、良く釣れます。
歩きながら狙うのもおススメですが、これら3か所のいずれかの付近で、魚にルアーを見切られないようにウロウロし、ルアーチェンジしながら釣るのがおススメです。
寅の沢サーフおススメルアー
寅の沢サーフは、波打ち際から急に深くなるサーフ。
手前に魚がいる場合や波の穏やかな日は、ミノーで波打ち際までしっかり狙い、手返しよく探ってみるのもおススメです。
シンキングミノーを持っていると心強いですね。
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しかし、現在サクラマスの流行で、ほとんどのアングラーが28g~40gのジグを遠投しています。
実際にサクラマスのみに標準を絞るなら、ジグに特化し、沖合100m前後~手前20mくらいまでを狙うと効率が良いです。
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サクラマスの場合、アメマスと違って波打ち際まで追いかけてくることはほとんどなく、遠投すればするほど広大なサーフをより効率的に攻略できるので、遠投の効く後方重心タイプのジグは本当に重宝します。
もし表層でのバイトが多いなら、遠投できるジグミノーやシンキングペンシルで表層のみを探るのもおススメです。
ですが、この寅の沢サーフ以南の松前町のポイントは割と水深のあるポイントばかりで、素早いフォールのアクションが効果的な場面も多く、ゆっくりとしたフォールのジグミノーの出番は、僕はあまり好んでは使いません。
寅の沢サーフで釣りをする時の注意点
寅の沢は現在道南屈指の人気ポイント。
それ故、駐車スペースに車を停めるのは、早い者勝ちになってしまう傾向があります。
できる限り他のアングラーとのトラブルを避けるためにも、なるべく多くのアングラーが駐車できるように、大胆な停め方は避けましょう(笑)
時々、
「どうやったらこんな停め方になる?」
という駐車スタイルのアングラーがいらっしゃいます😅
そして、サーフへのエントリーですが、少し急な斜面を下る必要があります。
他のアングラーが道を残していますので、そこを辿って、安全に降下してください。
それと、上ノ国方面以南は毎年、車上荒らしの報告を耳にします。
ただの噂なら良いのですが、いずれにしても気を付けた方が良いでしょう。
特に、社内にロッドホルダーを搭載し、高価なロッドやリールが見えている場合は要注意です。
もちろん、現金やカード類といったものを車内に残すのは厳禁です!
釣り人は一旦釣りに集中してしまうと、海の方向だけを注視するのが当たりまえ。
車が見えない位置まで歩いていくこともあると思います。
ドライブレコーダー等で車を守るのも一つの手段。
本当なら優雅に釣りに集中したいところですが、こういったところも注意して釣行を行ってください。
地形の変化は道南随一!上ノ国町石崎・長内川河口
寅の沢から12㎞程南下したところに位置する長内川。
(すみません、地図がうまく表示できませんでした(;’∀’))
この河口には広い駐車スペースがあり、初心者の方でもゆったりと駐車することができます。
長内川河口からエントリーするこのポイントは、今まで紹介した度のポイントよりも地形の変化に富んでいます。
長内川の流れ込み、砂利のサーフ、浅瀬、小ワンドの連続…。
このポイントは、様々なポイントを一か所に集めて堪能できるポイントです。
長内川を中心として、南は石崎川、北は汐吹漁港となっており、北に位置する汐吹漁港側から攻めても面白いのですが、汐吹漁港側は車の駐車スペースが少なく、初心者の方にはトラブルの少ない長内川河口からのエントリーをおススメします。
何を隠そう、僕が人生で初めて海サクラをキャッチできたのはこのポイント!
僕個人的には大好きなポイントです!
長内川河口の狙いやすい時期
こちらのポイントは、狙いやすい時期は特に存在しないと僕は思います。
シーズン通して平均的に海アメ・海サクラを狙えるポイントです。
イワシの回遊は寅の沢には劣ると思われますが、シーズンには南の石崎川からの鮭稚魚の降海も期待でき、根も多いため甲殻類やその他小さな魚も多く、ベイトには困らないポイントです。
長内川河口のおススメスポット
長内川河口からエントリーし、北へ進むと浅瀬が続いていますが、ある程度歩くと小さなワンドが連続して点在しています。
もちろん、浅瀬も釣果が期待できるのですが、この連続する小ワンドが非常におススメ。
この小ワンドに海アメや海サクラがたまることがあり、爆釣も期待できます。
僕は20代の頃、このポイントで初めて海トラウトに4号のナイロンラインを切られました。
鮭用のラインだったので、まさか切られるとは思ってもいませんでしたが、そんな怪物も回遊するポイントです。
長内川河口から南側は小さなワンドが1つあり、大抵のアングラーはそこで回遊を待ちます。
少し沖に根があり、ルアーをあまりにも潜らせてしまうと根掛かりしてしまいますが、離岸流が発生しやすく海トラウトがいかにも好みそうなポイント。
以前、長内川河口で餌釣りで狙っていた釣り人が、海アメを量産していたのにはビックリしました。
しかもサイズはどれも50㎝オーバー。
狙える範囲が狭いだけに、当たれば爆釣が期待できます。
それと、比較的ホッケの回遊も多く、海アメ・海サクラが釣れなくてもホッケが遊んでくれる良ポイントです。
長内川河口おススメルアー
このポイントは浅瀬も荒根もあり、初心者の方には28gくらいまでのジグをおススメします。
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ミディアムからファーストくらいのリトリーブで狙うと根掛かりしにくく、ストレスなく釣りができるでしょう。
ルアーが着水したら、出来る限り早く巻き出し、根掛かりを回避しましょう。
慣れてくれば離岸流にルアーを乗せて、スローに誘うこともできます。
また、少し深くなっているポイントではフローティングミノーもおススメ。
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ポイントが狭い分、波打ち際までしっかりと探ると、釣果に繋がります。
他のどのポイントよりも、近い場所でのヒットが多い気がします。
波打ち際の引き並みにミノーを乗せてストップさせると、海アメが食らいつく様子を観察できるような、レアなケースもあります。
ホッケの回遊も非常に多いので、サクラマス狙いで釣れないときは、ジグヘッドとワームで本格的にホッケを狙って遊ぶこともできますよ👍
長内川河口で釣りをする時の注意点
長内川河口の駐車スペースは、地元の方々には除雪した雪を置くスペースでもある様です。
そして除雪が入るわけでもありませんので、あまりにも雪が積もっていると、スタックして出られなくなるなんて心配もあります。
雪の多いときは地元の方々のご迷惑にもなりかねませんので、無理な釣行は控えてください。
また、長内川河口にエントリーする際に少し土手を下る部分があるのですが、滑りやすいので十分に注意してください。
初心者の方々へのまとめの注意点。
今回紹介したポイントは超有名ポイントで、比較的エントリーも簡単。
駐車スペースも確保しやすく、多くのアングラーが集います。
その分、トラブルも起きやすく、中にはマナーの悪いアングラーを見かけることもあります。
そういったトラブルは、積極的に「回避」してください。
決して首を突っ込んではいけません!
そして、自分がトラブルの発端になることも無いように、紳士的に行動しましょう。
大半のアングラーは「遊び」に来ているので、楽しく、気さくな方々ばかり。
しっかりとした距離を保てば、何の問題もなく釣りを楽しめます。
僕の場合、釣り場で「一生の友」と呼べる友人と出会うことができました。
そういった出会いがあるのも、釣りの醍醐味といえると思います。
自然相手なので、釣果は時と運次第な部分も大きいと思われますが、工夫次第で、少しずつ釣果を伸ばすことは可能です。
仲良くなったアングラー達と情報を共有することで、今一番熱いスポットにいち早く到着することも可能です。
前述の4つのポイント以外にも、まだまだ優良ポイントは存在します。
慣れてきたら、徐々にでもそういったポイントに自分からエントリーし、開拓し、安全に楽しい釣りをしてみてください!