前回の釣行から1週間以上が経過し、気付けば2月後半。
「釣りに行ったのに釣れない( ;∀;)」
というよりは、
「天候が悪くて日本海に行けない(´;ω;`)」
という理由でマス類にお目に掛かれずにいる状態。
多少天気が悪くても、日本海に釣りに行けば結果は変わっていたのかもしれませんが、足が重く、気付けば海峡に逃げる日々…。
随分臆病になったものです😅
しかし!そんな僕にもチャンス到来!
休みと凪が重なりました!
というわけで、久しぶりに道南松前町の有名ポイント・二越川河口に行ってみました!
久々の松前町・二越川河口!生命感はビンビンです!
1年ぶりとなる二越川河口。
前回の記事の最後にも紹介させていただいたポイント。
道南で海アメを狙っているアングラーならご存じの、超有名ポイントです。
ここは僕が人生で最初に海アメを釣り上げた思い出の場所。
サーフに降りる時はいつも、当時の思い出がよみがえります。
画像ではちょっとわかりにくいですが、波も少しあり、そして離岸流がそこかしこに発生していて、雰囲気は最高。
アングラーも何名かいて、僕が入った時には、すでに4名の方がキャストしており、その後も入れ替わり立ち代わり大体4~5名が常に釣りをしている状態がつづきました。
僕がサーフに進み、どこでキャストしようか考えていた頃、丁度2名のアングラーが上がり、隙間が空いたので、難なくエントリー。
すぐさまキャスト開始。
最初のルアーは、I.O.カスタムのグリーンゴールド。
今年から使い始めたルアーですが、僕の中では早くも信頼度トップ。
38gという重さながら、タダ巻きで浮き上がりやすく、遠投性能&表層を狙え、更に、フォールでの縦の速いアクションも可能。
1つのジグで遠くのエリアと表層、縦のアクションで深めの層まで狙うことのできるジグです。
最近はでは広く探る、という意味で、パイロットルアーとしてこのジグを選択することが多いです。
僕が釣り始めたのが10時20分くらい。
現在、誰もサクラマス入りの袋を持ち歩いている形跡はなく、誰も釣れていない様子。
これまでに少なくとも4人のアングラーがここで釣りをしていたことを踏まえ、彼らと同じアクションやリトリーブを真似ても釣果を期待できない、と判断。
通常よりも遅いタダ巻き(1秒間にリールのハンドル1.5~2回転くらい)で狙ってみることにしました。
僕は二越川河口のワンドにある根の位置も大体は把握しているので、このくらいの速度でリトリーブしても、根掛かりすることはありません。
離岸流に乗せたIOカスタムなら尚更ですね👍
最初のキャスト開始から20分ほどは何の反応もなく、周りにいたアングラーの方々も、2名の方が帰ってしまった後、待望のアタリ!
ありがたいけど君ではない!
ホッケを優しく優しくリリースし、次のアタリに備えます。
その後周りのアングラーを観察すると、皆様ほぼタダ巻きで狙っている様子です。
こういう時こそ、人とは全く違うアクションで狙うことで、高確率で釣果に繋がりやすくなります。
そこで、ちょっとゆるいジャーク&フォールを試してみたくなり、ルアーチェンジ。
この日の午前中は小潮の干潮~満潮へ移行する時間だったため、38gのIOカスタムではさすがに根掛かりの危険性があるので、28gのドラッグジグのピンクにチェンジ。
マルシン漁具(Marushin) ドラッグジグ 28g ピンク 価格:180円 |
安いのに、よく泳ぐ。
僕の中では、
「困ったときじゃなくても、これに頼っておけば基本OK。」
的なルアーです。
過去に、50~60㎝クラスのサクラマス4回連続バラした経験があるルアーです!
バラしたのは僕の腕のせいです!😢
決してドラッグジグのせいではありません‼
このジグはゆっくりリトリーブでもウォブリングし、フォールでフラッシングもなかなかのもの。
安価なので、根の荒い場所も比較的積極的に攻めることができます。
(ただし、フックは交換しましょう!)
ドラッグジグのピンクにチェンジしてゆるいジャーク&フォールを試していると、ホッケとは違う暴力的なバイト!
重さはさほどありませんが、間違いなくマスのバイトです。
波打ち際まで寄せると、サクラマスの魚影が見えます!
しかし激小さい(笑)
35㎝といったところでした(´Д`)
リリースを考えながら寄せると、僕から1メートルくらいのところでバレてオートリリース。
あまりにも小さすぎたため、悔しさもなし(負け惜しみではありません)。
オートリリース後、すぐにキャスト再開。
ゆるいジャーク&フォールを繰り返し、気づけば13時30分。
無念ではありますが、諸事情により移動を決断しました。
僕の秘蔵ポイントは、判断ミスで入れず…。
前回のブログで、
「1か所でずーっと粘る!」が釣果に繋がる、
と紹介しましたが、さっそくの心変わり(笑)
というわけでもなかったのですが、人の込み具合等の状況で、この時期は特に離れたほうが良いかな~、という判断で移動しました。
今度の移動先は、今は秘密にします。
写真だけは掲載しておきますね。
道南をメインフィールドにしていらっしゃるアングラーにはすぐにわかると思いますが、あまり人の近づかいないポイントです。
本当は更に左に進んだ所、おススメなポイントが連続しているのですが、入れませんでした。
その理由は、満潮。
この先に進むためには、満潮時に海に沈んでしまう海岸を渡らなければならないのですが、僕が来た頃にはすでに海の底。
渡れないこともなさそうでしたが、無理に進んでこけても悲しいだけなので、断念。
10時くらいの干潮に近いタイミングなら入れてたかも…。
後の祭りで泣く泣くこのポイントを後にしました。
でも、近くで地元の方がマスをルアーとエサで狙っていました。
地元の方が狙っている、ということは、もしかしたら釣れいている証かもしれませんね。
最後に向かうのは、やっぱり安定の寅の沢。
午後になり、帰る時間も計算して釣りをしなければならなくなり、
「なるべく早く帰れて、なおかつ釣果が期待できるポイント」を考えると、やはり寅の沢。
もうホッケでもいいから釣りたい…。
負けの思考ですね😅。
14時40分くらいに寅の沢に到着し、いつものポイントでキャストを開始します。
なるべくゆっくり、根掛かりしない程度にタダ巻き。
すると、1投目でいきなりバイト!
いきなりバラシ!
その後サクラジャンプ!
結構デカかったです。
もうスイッチ入っちゃいましたね。
これまでの貧果はすっかり忘れ、キャストに集中します。
結果から言うと、この後、
ホッケ爆釣でした。
マジ爆釣です。
沖でもかかるので、すんごい楽しかったです。
ホッケマジ楽しい。
1匹だけ
アメマスが遊びに来てくれました、そんなに大きくはありません。
せいぜい45㎝ってところでした。
マスの反応が得られなかった原因は、
- ホッケの爆釣が楽しくて、ホッケ必釣のゆるいジャーク&フォールを連発したこと
です。
アメマスが釣れたので、マスはいたんだと思います。
しかし、僕自身が未熟だったため、ホッケ釣りが楽しくてしょうがなくなってしまってホント申し訳ございません。
タイムアップまでマスのことは忘れていませんでしたが、ホッケに夢中になってしまいましたとさ。
マスはいます。経験上、分かっています。
皆様、「魔の2月」とよくおっしゃいます。
僕も良く言います。
ルアーでは狙いにくく、以前はフライに分がある季節、なんてことも言われていました。
しかし、もっと分がある釣り方があります。
それが餌釣りです。
その昔、僕が2月にマスが全く釣れず、二越川河口で苦戦している最中。
ある時餌釣りの方がやってきて釣り始めました。
すると、どうでしょう。
僕からたった20メートル程しか離れていない場所で、その餌釣りの方が海アメの50㎝クラスをポンポン釣りあげているではありませんか!
その光景を目にしていたのは、僕だけではありません。
他に数名のアングラーがいらっしゃり、そのすべてがルアーマンでした。
この時に思い知らされたことは、
「魚はいる。しかし、ルアーには反応しないだけ。」
魚は僕たちが思っているよりも賢く、ルアーが餌でないことを分かっている、ということでしょうか。
明らかに「本物のエサ」を選んでいます。
もちろん、ルアーを泳がせる深さがあっていないとか、スピードが速すぎる、アクションが間違っている、等の理由はあるとは思いますが、それを差し引いたとしても、エサとルアーの差をまざまざと見せつけられた釣行でした。
そして、例え釣れていない現状でも、目の前には沢山の魚がいる可能性がある、という事実も教えてくれた釣行でした。
何せ餌釣りの飛距離と言ったら、せいぜい10mくらいですからね😅
この事実をしってから、僕にとって「2月」が一気に面白いシーズンに変わりました。
もちろん2月は魚が沖にはなれることが多く、僕らルアーマンにとっては非常に釣りづらい時期ではありますが、きっと魚は僕らの想像もしないほどに近くにいます。
固定概念に縛られたキャリアのあるアングラーほど、釣果を落としやすいのかもしれません。
経験のある方も、是非思い切った自分だけの釣り方を実践してみてください!
きっと2月が楽しくなりますよ!
本日のタックル
- リール:シマノ サステイン 4000XG
- ロッド:シマノ 16ムーンショット S1006M
- ロッド:シマノ エンカウンター S106ML
- ライン:シマノ PITBULL8 200m 1.2号