いや~、ブログさぼったさぼった💦
6月中旬から津軽海峡に通い始めていたんですが、なぜか津軽海峡に通い始めたその日から妙な決心をしてしまいまして…。
「津軽海峡で座布団ヒラメ釣るまでブログアップしない!」
何故このような決心をしてしまったのか、自分でも謎のまま…。
結局座布団サイズのヒラメが釣れぬままブログをアップすることにした今回。
でも、数は釣れてます👍
※今回はあくまでも「僕なり」のヒラメについての解説がメインとなってます。
【解説】ソゲ・ヒラメ釣り。潮とポイント、お気に入りルアーで好釣果!
僕の家からは比較的近場の津軽海峡の木古内~知内方面。
昔からヒラメの釣果は聞こえてきていましたが、あのだだっ広く、ぱっと見変化の乏しいサーフが超苦手で本格的に狙い始めたのは昨年2022年からでした。
昨年の秋口からヒラメを狙い始め、ポイントも大体わかってきたので今年は本気でヒラメ狙いをスタート。
最初は苦戦が続きましたが、潮とポイントさえ把握できれば、
と、ソゲや超大物外道アブラコ(50オーバー)を交えながら、日本海側より簡単にヒラメを狙える津軽海峡。
潮とポイント、そしてお気に入りのルアーを見極め、そしてそこにもっとも重要な「ある1点」が加われば、津軽海峡でヒラメを釣ることはそんなに難しくない魚。
もっと早く津軽海峡通えばよかった…。
基本中の基本。ヒラメが釣れやすい「潮」。
結論から言うと、僕がヒラメを狙う潮は、「大潮」か「中潮」。
そしてその中でも、潮流が激しくなる時間帯。
僕的には、下げ(満潮から干潮)方向に進んでいるタイミングが好きです。
これについては、日本海でも津軽海峡でも、どこでも一緒です。
よく潮の変わり目のタイミングが良いって言いますが、僕に関しては、変わり目でいい思いをしたことがあまりなく、どちらかというと津軽海峡では潮が変わった後、劇的に潮が流れ始めたタイミングで釣れ出すことが多いです。
小潮や長潮等でも釣れないことはないんですが、やはり潮の流れが強い大潮や中潮に比べ、釣れる数がソゲを含めて圧倒的に少なくなるのは実感しています。
もっとタイミングを絞ると、朝マズメ。
これは日が昇るとヒラメにルアーを見切られてしまっているせいなのか、はたまたヒラメが沖の深場に移動するせいなのかは分かりませんが、薄暗い時間帯がベスト。
なにより、日が昇り始めると人間が辛い(笑)
まとめると、
- 大潮か中潮。
- 上げでも下げでも良いので、潮の流れが強くなるタイミング。
- 朝マズメの魚にも人間にも優しい時間帯(熱中症対策込み)。
津軽海峡ではこれらの潮のタイミングを守って、最近では毎釣行でヒラメをキャッチできています。
足で稼いで探る、「ポイント」。
「ヒラメはどこにでもいる!」
僕が一番信用していない言葉です(笑)
よくヒラメが着くポイントとして、離岸流とか河口・駆け上がり付近なんていいますが、これは僕も全く同感で、河口に関しては場所があまりにも限定され過ぎてたり、混雑しすぎていたりしてそもそも入れないこともあるんですが、離岸流や駆け上がりについては結構見極めて釣りをしています。
でもその前に、もっと広く、そして重要なポイントがあります。
それは、「潮がガンガン効いているポイント」であること。これ1つ!
これは津軽海洋でも日本海でも一緒だと思うんですが、数キロ続くサーフでも、中央から右半分は潮がガンガン効いていて、左半分はなんだかゆったり流れている、なんてこともあります。
ですので、潮が効いているポイントを見極め、その中で離岸流や駆け上がりを攻めてみてください。
そもそも潮の効いていないポイントの中の離岸流とか駆け上がりを探るより、ずっと効率的です。
僕も今年津軽海峡サーフを本格的に攻めて、これに当てはまるポイントで釣果を伸ばしました。
できれば、いつ行っても他のポイントより潮が効いている状況が続いているポイントが理想で、そんなポイントが見つかれば、あとはそこに多く通うだけにする。他のポイントに浮気しない。そのポイントを極める。なんてスタイルも良いんじゃないでしょうか。
僕はそのスタイルになりがちです。
自分と魚に合った、お気に入りのルアーを探す!
これは、はっきり言ってヒラメにマッチしたルアーを探す、というより、自分にマッチしたルアーを探すといった方がいいかもしれません。
世の中には数多のヒラメ用ルアーが販売されていて、皆様状況に合わせて使い分けされていると思います。
そのどれもがヒラメに実際に効果があることで販売されているはずなので、実際に自分で使ってみたり、YouTubeとかの動画を参考にして探してみてください。
僕がヒラメ用に選ぶルアーのポイントとして、
- ミノーでもジグでもシンペンでもいいので、よく飛ぶこと。
- 低速でもしっかり「ウォブリング」すること。
- 割と手に入りやすいこと。
の全てが満たされていることが条件になってます。
ヒラメ釣りにおいて、飛距離は超重要だと思ってます!
ヒラメは根魚と回遊魚、アブラコとサクラマスの中間くらいの性質をもって移動していると思うんですが、ヒラメが根魚のように居付きやすいポイントが遠い場合、飛距離が足りなければその時点でヒラメが釣れる可能性が極端に低くなってしまいます。
ルアーを選ぶ際、磯やサーフから狙うのが前提ならば、飛距離が出るルアーを選ぶのが第一条件です。
そして低速でのしっかりとしたウォブリング。
ヒラメは早巻きでも釣れる魚ですが、それはあくまでも「早巻きパターン」としてとらえ、基本は低速ウォブリングで海底付近(ボトムから1mくらいまで)を意識する釣りだと捉えて良いと思います。
YouTubeでヒラメの捕食シーンを見ると、あんまりヒラメのことディスりたくはないんですが、ゆっくりルアーを泳がせてあげた方が上手にルアーを召し上がりやすくて良いんじゃないかな?と思います(笑)
あと、根掛かりが頻発するポイントではルアーロストも付き物になってきますので、手に入りやすさはルアー選定の重要ポイントになってます。
僕が実際に今ヒラメ釣りに使っているメインルアーは、Abu Garcia(アブガルシア)のサーフスレイヤー40g。
僕が今通っている津軽海峡サーフでは40gをメインに使用しています。
これは、僕の体格とタックルバランスだと一番飛距離が稼げるから。
そしてこのルアーは、低速でもしっかりとしたウォブリングで魚にアピールしてくれます(高速でクルクル回転して魚にアピール)。
店舗でもネットでも比較的手に入りやすく、カラーバリエーションも豊富。
何でも狙えるって書いてるし(笑)
一応どのカラーでも反応があるのですが、唯一ピンクグローだけは未だに反応がありません💦
そしてもう一つ、朝の薄闇からヒラメを引きずり出してくれるコイツ。
言わずと知れた、実績抜群のシンキングペンシル。
最近では道南圏の店舗でも入手しやすく、ネットでも購入しやすい。
玉に瑕なのは値段が高い!
なので、根の荒い場所ではビビりながら使ってます。
最近の僕は、このサーフスレイヤーとかっ飛び棒でヒラメを狙ってます。
あと、津軽海峡ではガチで飛距離が大事で、逆に手前20mは捨ててます。
きっとちゃんと狙えば波打ち際でも釣れるはずですが、沖合の魚影があまりにも濃いので、手前を狙うのは効率が良くないと判断しています。
それと、飛距離の出るルアーを探すのも重要ですが、飛距離を出すための「肉体改造」。
本当はこれができれば、もうちょっとルアー選択の幅が広がるんでしょうけどね~。
この年になると、脂肪はつくが、筋肉がつかない( ;∀;)
ジムに行こうかな…。
ヒラメを狙うルアーアクション。
津軽海峡でヒラメをサーフで狙うアクション、それは、
ルアーが泳ぐ最低限のスピードで、ボトムを意識したストップ&ゴー。
これだけ。
リトリーブは6〜8回転くらい、ストップしても着底はさせない。
これだけを意識してます。
これはサーフスレイヤーでもかっ飛び棒でも同じで、どうしても何か変化を加えたい場合は、リトリーブスピードを上げるか、巻き取り数を変更するかに留めてます。
下手にアクションさせると、僕の体力が削られるから(笑)
それと、色々試してもなんだかんだでストップ&ゴーが1番効いたりするんですよね。
前述の「潮」と「ポイント」が良ければ、アクションはシンプルなストップ&ゴー。
どれだけヒラメに「見せる」ことができるかの方が重要だと思います。
【解説】とにかくタイミングとアクションがキモの青物狙い!
道南の6月7月といえば、ヒラメと同時に青物が狙えます。
「どっち狙おうかな~💦」と、ナブラや鳥山を見るたびに迷うんですが、多くの方は青物(ブリ・イナダ)を狙うんじゃないか?と思います。
僕も近場でナブラや鳥山が発生した時には、青物を積極的に狙います。
上の写真のイナダも、ナブラが近場で発生した直後にヒットした1本。
どんだけ座布団ヒラメを狙ってても、やっぱり青物の魅力には勝てないっしょ(笑)
青物を狙う「タイミング」。
何故「タイミング」なのか?
青物が通りかかるのを待ちながら、海サクラや海アメのようにひたすらキャストしてればいいじゃん、って僕も思ってました。ちょっと前まで。
でも、満潮でも干潮でも潮が緩かろうとも潮が良かろうとも、鳥山やナブラがない時って、ガチで確率低いと思います、青物。
僕も近年ちょこちょこ青物をようやく狙って釣れるようになってきたんですが、鳥山もナブラもなく青物(イナダ)が釣れた記憶はほぼ無し(ブログ内でそんな記事あったらごめんなさいm(__)m)。
ナブラや鳥山が近場で起きているときだけ狙うっていうのも、僕はありなんじゃないかな?って思ってます。
朝マズメならいざ知らず、真夏の炎天下で延々とロッドを振り続けるのは、体に良くないですよマジで🤨
僕みたいに家族がいれば、帰ってから家族サービスもしなくちゃいけないって思ったら、健康で体力を残した状態で帰らなきゃ。
青物は移動スピードが異常に早く、ナブラや鳥山が発生したらヒラメは一旦捨てて、最優先で狙いたいターゲット。
運が良ければ、津軽海峡の某サーフでは90cmを超えるブリもキャッチされたことがあるそう。
比較的エントリーも簡単で、函館からのアクセスも簡単。
鳥山やナブラを探しながら、ドライブを楽しんでも良いんじゃないでしょうか?
青物も狙えるルアー。
マジでなんでも釣れますね、サーフスレイヤー。
今年は海サクラ海アメもヒラメもイナダもアブラコも。
低速でガッツリウォブリングしてくれるっていうのが嬉しいのと、なんかフォルムがカッコいい(笑)
玉に瑕なのが、ファーストリトリーブでクルクル回転ってこと。
ヒラメも狙えて青物も狙えるなら、ルアーチェンジの必要がなく、その手間が省けるってことで僕は重宝しております。
でも実際には、ガッツリ青物用で販売してるルアーを使い、トップウォーター系も混ぜて持っておくのが正解だと思うんですが、僕の場合はヒラメと並行して狙うので、こいつがあれば非常に心強い!
パッケージに嘘偽りはありませんね👍
最近のお気に入りルアーアクション。
青物って言ったら、ファーストリトリーブかリフト&フォール。
そこからガツンと来る、ひったくるようなアタリは、他の魚では味わえません。
でも、そんな魅力を捨てて僕が青物狙いでハマっているアクションが、ヒラメ狙いと同じ、低速でのストップ&ゴー。
ボトムからの巻きで「ガツンッ‼」と来たり、波打ち際スローリトリーブでガッツリヒットしたりします。
こちらはボトムからの早巻きを意識した釣りでしたが、最近当たっているボトムからの巻きで喰ってくるパターンが、ボトム付近に大物が潜んでいる可能性を教えてくれていると思います。
アイキャッチ画像のこいつも、ボトムからのスローリトリーブでのストップ&ゴーでヒット。
こいつは、波打ち際をスローリトリーブで誘ってヒット。5分格闘後にキャッチ成功!
サーフスレイヤーが優れたルアーってことは実感しているんですが、スローリトリーブでしっかりアクションしてくれるルアーであれば、どんなルアーでも可能性があると思います。
釣れるタイミングが限定的な魚だけに、ヒラメを同じアクションで狙いつつ、ついでにデカい青物も狙う。
めっちゃ欲張りな釣りですが、釣れれば家族も喜ぶ♪
僕の家では、イナダとヒラメのめちゃくちゃ美味しい漬けを嫁が作ってくれました👍
まとめ。
ヒラメがいるサーフであれば、ベイトが寄りやすくて潮が効いている。
ベイトが寄っていれば、青物の回遊のチャンスもある。
鳥山やナブラを探すのが1番簡単だと思いますが、朝イチの薄闇だと遠目で鳥山やナブラを探すのがメッチャ難しいので、一先ずヒラメが釣れる可能性の高いサーフでヒラメを狙いつつ、ナブラや鳥山が出た時に青物を狙う。
日が昇り始めてヒラメの活性が低くなり、鳥山もナブラも無いようなら、ポイント移動。
これが僕が行き着いたスタイルです。
ルアー選択やアクションについては、基本ヒラメを意識したストップ&ゴーで通してもいいんじゃないかな?と思います。
季節が変われば早巻きやリフト&フォールも有効になってくるでしょう。
とにかく通いやすい木古内〜知内サーフ。
簡単な準備で高級魚が狙えますので、是非チャレンジしてみて下さい。