釣行記 PR

1月26日 ・28日 道南寅の沢海岸にて海アメと海サクラマスを狙う!2日粘ってサクラマス1匹!(ホッケも少し釣れました。)【実釣編】

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前回の釣行でかなりの良い思いをさせてもらった寅の沢海岸。

今回もサクラマスの爆釣を望み、釣行スタート!

今回は1月26日と28日の、1日飛んで2日間の釣行内容です。

しかし!タイトルにもございますように、今回は海アメ・海サクラ狙いの釣行だったものの、釣れたのはサクラマス1匹のみです。

期待しないでください‼

26日は超べた凪!期待膨らむ寅の沢海岸のサクラマスフィーバーは終わった模様。

今回の釣行は相当期待していたのです。

それもそのはず。

数日前、強烈な北西風から東寄りの風に代わり、海が凪た直後の寅の沢サーフはそれはすごい爆釣劇だったとのこと。

噂によれば数百本のサクラマスが釣れたらしいのです。

そこで釣行当日(1月26日)は、そこまではいかないまでも、

「おこぼれにあずかれるんじゃないかなぁ~」

と期待して、何なら釣れたサクラマスを配って歩く予定も妄想しながら準備を重ねていました。

ルアーは先日ウレタンコートでしっかりとコーティング済み。

全部持って歩くとなかなかの重量でしたが、欲張って全てルアーケースに押し込んで持っていくことにしました。

最初に入るポイントも予め決めておいて、もし駐車スペースが満車だった時の代わりのポイントも想定し、いざ釣行をスタート!

しかし、釣行から1時間ほど経っても、予想に反してサクラマスはおろか、ホッケすらかすりもしません😢

周りでは離れたところで釣りをされていたアングラーがポツポツとサクラマスらしき魚をキャッチされています。

いることは、いる…。

そして跳ねる。

しかも目の前で。

これは鮭と同じ現象で、目の前で跳ねていても全然口を使わない現象ですね。

一番腹の立つやつです(笑)

リフト&フォールやトゥイッチ、ジャーク&フォール等々色々試し、ルアーチェンジも頻繁に行い、ルアーを見切られない工夫も凝らしながらアタリを待つと、やっとかかったのが、

ホッケ

30㎝くらいのホッケ…。

最初のアタリが鈍かったのと、あまりの引きの弱さに、巻いている途中からホッケと確信してました。

その後も午後3時50分まで粘りましたが、何を試してもホッケのみ。

最後の30分くらいはもうあきらめてホッケのみ狙っていました。

ホッケだって狙って釣れば面白い魚です!

負け惜しみではありません。

僕はホッケを釣るのが超得意。

ホッケを釣らせたら右に出る人はいません、というわけではありませんが、かなり自信はあります。

最後はホッケが一投一釣。

もう爆釣ですよ。

遠くで見てたアングラーは羨ましがっていたでしょうねぇ。

「あいつサクラめちゃくちゃ釣ってるなぁ。」

皆様勘違いです。

ホッケです。

仕舞いには沖でトドやイルカがぴょこぴょこと姿を現す始末…。

目的の魚が釣れない釣りは疲れますね。

午後4時。

帰り支度を済ませて岐路につくことに。

28日もお休みでしたので、リベンジを誓います。

絶対釣ってやる‼

今度こそ爆釣してやると意気込む28日の釣行。しかしウネリが残る…。

ウネる寅の沢。

28日は天気予報では、午前9時くらいには前日の西風が東風に変わり、波も徐々に落ち着いてくるとの事。

荒波が落ち着いてきた時の爆釣が期待できます。

今回は前日27日が西風で海が荒れており、いくら午前中に東風に変わったとしても、そう簡単に波が落ち着くわけはないと考え、少しゆっくり目に10時半に期待の「寅の沢海岸」に到着するように出発しました。

道中江差に差し掛かり、海の様子を伺いましたが、風はないものの波足が長い…。

波が高い、というより、ウネリが強いといった感じです。

しかし、僕は今年、70㎝オーバーの海アメが目標。

大物の海アメは波があったほうが確実に釣れます。

「これはチャンスだ!」

とほくそ笑み、寅の沢到着です。

案の定こちらもウネリが残り、所々やや濁っておりました。

ある程度濁っていても、マスにはあまり影響はありません。

到着後早々に準備を済ませて、寅の沢サーフの左端でキャスト開始!

と意気込みましたが、この後30分ほどノーバイト。

一応波が他よりも落ち着いている場所でキャストしていましたが反応なし。

何となくでしたが、

「ここじゃないような気がする…。」

と思い、早々に移動することにしました。

魔の2月と昔話。

もうそろそろ2月。

言い訳ではありませんが、2月は海アメ・海サクラを釣るのが厳しくなる季節。

理由は様々ですが、僕が思う大きな原因は

「ベイトとなるイワシの回遊の激減」

です。

この時期になると、イワシの群れが遠ざかり、代わりに「ヨコエビ」という体長5㎜~1㎝くらいの、エビっぽいけどエビじゃない生き物がベイトになったりします。

これを捕食している時期は、非常にルアーへの反応が悪く、代わりにフライへの反応が良くなると言われています。

このルアーへの反応が著しく悪くなる2月を「魔の2月」と僕は読んでいます。

今はあまり見られませんが、20年くらい前は道南の有名ポイントでは、フライフィッシャーがルアーマンよりも多い日もありました。

そして以前はサクラマスを狙うアングラーより、アメマスを狙うアングラーの方が断然多かったです。

20年前といえば、スマホはおろか、インターネットの情報も今のように「調べればすぐに出てくる」というものではありませんでした。

情報を得るものは、主に雑誌。

当時はサクラマスの情報はほとんど流通せず、代わりに海アメの情報が飛び交っていました。

月一発売のノースアングラーズが、僕のバイブルでした。

そこには、荒波にも立ち向かい、巨大な海アメを狙うオーラ前回のアングラー!

僕にはそんな風に見えていました(笑)

僕は海アメを始める以前もルアーフィッシングで川のイワナやヤマメ、海ではロックフィッシュを狙っていましたが、最初に兄が海アメを家に持って帰ってきて、そこからノースアングラーズで海アメを狙うアングラーを知ってから、「楽しい釣り」から「かっこいい釣り」に、釣りに対する意識が変わっていきました。

「いつか自分も、こんな大物を釣ってみたい!」

そんな想いで、今では信じられないような、どんなに荒れた海でも海アメを狙いに日本海に行ってました。

昔は変わった釣法も載っていました。

今でも、「ミノーを波に乗せて糸ふけを取るだけ」という釣法をやるアングラーいらっしゃるのでしょうか?

2月は当時からも厳寒期で釣りずらい時期として広く認識されていましたが、大物海アメが釣れる時期としても認識されていました。

一度だけ兄が70㎝オバーの海アメを釣り上げ、とっても悔しい思いをしたものです😅

釣れない時期には突入しますが、反面、大物が期待できる季節を迎え、僕はとってもワクワクしています。

移動先で釣れたサクラマス!荒波の中でも釣れる釣法がある!

昔話はさておき(笑)、最初に釣っていたポイントが何となく釣れなそうな予感がしたので、思い切って少しウネリの強いポイントに移動。

移動と言っても同じ寅の沢サーフの中。

2㎞程離れたポイントに到着。

ウネリは強いものの、濁りはナシ。

離岸流も潮目もあり、雰囲気は抜群!

早速サーフにおりて釣行スタート。

こんなウネリや波の高い日は、一定のスピードでのリトリーブはなかなか困難。

とても釣りずらい状況ですが、僕はこんな状況でもサクラマスを爆釣させていたアングラーを見たことがあります。

そのアングラーは、荒れた海に向かってなるべく沈下速度の速いジグを使用し、リフト&フォールを繰り返していました。

コツは、「しっかりとルアーを沈めること。」

結構簡単そうですが、海が荒れている状況では、自分ではルアーを沈めている感じがしても、実際には波にもまれてあまり沈んでいないときがあります。

そこで、なるべく沈下速度が速く、波に揉まれにくいルアーを使用することで、この実際の沈下状況と感覚の差を埋めることができます。

僕も一投目からリフト&フォールのみで狙っていきます。

いい感じの潮目を狙います。

時々波が弱くなるタイミングを見計らってキャスト。

そしてリフト&フォールを繰り返すこと10分。

リフトした瞬間に「ゴンッ!」という強烈なバイト!

引きも強烈!

これは大物確定‼

心臓がバクバク(;’∀’)

何せこの荒波。

引き並みに持っていかれてバラしそう(;´Д`)

何とかやり取りしながら、ランディング成功!

写真汚くてすみません。

予想に反して40㎝くらいでした😅

荒波で重さが倍増したようです(笑)

しかしこの上ない嬉しい1匹!

厳しい条件下での1匹はどんな大きさでも嬉しいですね(^▽^)/

その後同じリフト&フォールで粘るものの、後が続かず。

1時間後、最初のポイントに戻ってみることにしました。

戻ってみるとかなり波が落ち着いており、濁りも薄くなっています。

期待ができそうな海だったのですが、午後3時半までキャストを繰り返すも、ホッケ2匹を追加して終了。

結局マスは午前中に釣れた1匹のみでした。

これから2月を迎え、数釣りは期待できそうにありませんが、型は大きくなる季節。

目標の海アメ70㎝オーバー目指して頑張ります!

ウレタンコートの真価発揮!

今回28日の釣行はウネリが強く、結構ルアーが波に揉まれてサーフにたたきつけられる場面が多かったのですが、ルアーに傷がつくことはありませんでした。

これから2月に突入すると、良いコンディションでの釣行はなかなか難しく、ウレタンコートがルアーを守ってくれる場面が増えると思います。

最初はウレタンコート独特の臭いがわずかに残っていましたが、乾燥から2日目で臭いはすっかり消え、光沢が出ていい感じです👍

この釣りはジグをロストすることもほとんどないので、1回ウレタンコートを施せば、塗装も剥げにくく、ずーっと使い続けることができるので、おススメですよ!

ちょっとスピードアップ!持ち帰ったサクラマスの三枚おろし。

持ち帰ったサクラマス。

今回は捌く時の写真はこの1枚のみです。

撮り忘れました😅

家に着いたのが午後5時半。

そこから色々家事をこなして、捌き始めたのが午後8時くらい。

そこから三枚おろしスタート!

なんと、10分ほどで三枚おろしが完成✌

まぁ、慣れている人ならもっと早いのでしょうが、僕にとって10分は記録的数字です!

相変わらず不格好でしたが、この調子でいけば4月ころにはいよいよ本格的な料理にも挑戦できそう。

今後はお料理ブログもアップしていきたいと思います。

お楽しみに!

本日のタックル

  • リール:シマノ サステイン 4000XG

ロッド:シマノ エンカウンター S106ML

  • ライン:シマノ PITBULL8 200m 1.2号