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漁港でヒラメを誘うならこのアクション!② アピール力抜群だけどめちゃくちゃ疲れる「リフト&フォール」

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ヒラメが釣りたくて釣りたくてたまらない…。

4月下旬ともなれば、北海道道南各地でヒラメの釣果が聞こえ始めます。

全く羨ましい限りです。

今回は、ヒラメを釣りたいと考えていらっしゃるアングラーの方に、少しでも早くヒラメに近づけるように、前回記事「ストップ&ゴー」に引き続き、漁港からヒラメを狙う際にに有効なアクション「リフト&フォール」について書いていきます。

ストップ&ゴーについての記事はこちら。

ヒラメ狙いのアクションその② ~リフト&フォール~

前回記事で、漁港からのヒラメ狙いで僕が最も多用するアクション「ストップ&ゴー」について解説させていただきました。

今回はストップ&ゴーで釣れない時に僕が最終手段として使用するアクション「リフト&フォール」について解説していきます。

リフト&フォールで魚を狙う際、僕が一番気を付けているのが、フォール時のアクションです。

では、リフト&フォールのアクション中、どのシーンで魚がバイトしてくる確率が高いでしょうか?

リフトとは、ロッドを下から上に振り上げる動作でルアーも下から上に跳ね上げるアクション。

フォールとは、ルアーを上から下に落とすアクション。

リフトとフォールにも様々なアクションがありますが、僕の中でリフトはあくまでもルアーを魚に認識(アピール)するアクションで、食わせのアクションがフォールというように使い分けています。

もう少し詳しく書くと、リフトのアクションを除く、その他の状況で魚に口を使わせます

リフト&フォールというアクション名から、単純に「リフト」と「フォール」のみに注目されがちですが、ストップ&ゴー同様、単純動作ながら奥の深いアクションと言えます。

フォールアクションの良いルアーを選別。

僕が漁港からリフト&フォールを行う時に使うルアーは、ジグ一択。

漁港ではサーフよりも水深がある場所で狙う場面が多く、水平フォール等のフォールスピードが遅い部類のルアーでは手返しが悪くなる他、フォールにおける多彩な狙い方が難しくなってしまうからです。

ジグの場合、ある程度ラインにテンションをかけたりして、フォールアクションに変化を加えることが可能です。

フォールアクションと一言で言っても、「ヒラヒラ落ちる」とか、「ストンと落ちる」とか、色々なフォールスタイルのジグがありますが、どのパターンがはまるかはシーズンや水温によっても違ってきます。

ヒラヒラ落ちるジグで、おススメなのが、

激安ジグ!ですが、僕が最も信頼するルアーの一つです。

タダ巻きでのアクションも素晴らしいのですが、フォール時のフラッシングと不規則な動きは、初めてヒラメを狙う方にはベター。

先ずはこのルアーから使い始めて、根掛かりを恐れずにガンガン攻めてみてください。

だからと言って、ロストしてくださいとは言っていませんので、ご注意ください(笑)

ヒラメを狙う際の一番の敵は、根掛かりです。

初心者の方がいきなり高いルアーをキャストして、一投目でロストする時の悲しみは想像に余りあります😢

ストンと落ちるジグでおススメなのはこちら。

実際にはそこまでストン系ではないかもしれませんが、フォールスピードが比較的早く、このパターンにはまる季節もあります。

僕は特に、秋にストンと落ちるフォールでいい思いをすることが多いです。

ただし、こちらのルアーは値段が張りますので、海底の状況が分かっている場所での使用をおススメします。

海底の状況が分からない場所での使用は、勇気が必要です!

一概には言えまんが、28g以上、できれば35~40g程度のジグでのリフト&フォールをおススメします。

28gのジグよりも、40gのジグの方が潮の流れの影響を受けにくく、フォールスピードが速まります。

このフォールスピードが速いパターンにはまるヒラメが確実にいます。

ルアーのフォールアクションを妨げないように注意。

ストップ&ゴーの記事でもフォールのアクションの種類について書きましたが、リフト&フォールでも、

  • カーブフォール
  • フリーフォール

の2種類を使い分けることができます。

ヒラヒラ落ちるジグとストンと落ちるジグの2パターンを例に挙げましたが、ヒラヒラ落ちる系のジグをカーブフォールさせてしまうと、せっかくの持ち味がきえてしまい、ストンと落ちる系のジグもカーブフォールではそのフォールスピードを存分に発揮できません。

リフト&フォールを使用する時、糸ふけを取る程度にラインにテンションをかけることはありますが、フォールアクションはなるべくフリーフォールをおススメしています。

リフトを除く全ての状況に気を配る。

リフト&フォールでは、リフト中にヒラメのバイトがあることは稀です。

リフト終了直後、ルアーが頂点に達した時にヒラメがバイトしてくることもありますし、また、リフト後のフォール時にバイトが発生することもあります。

例え仮に、リフト中もバイトが発生したとしても、ロッドを上にあおっている最中なので、自動的にフッキングが決まります。

ですので、リフトを除く状況に神経を張り巡らせておけばOKです。

また、リフト&フォールとストップ&ゴーを比べると、明らかにストップ&ゴーの方が移動距離が長いです。

リフト&フォールの「リフト」は、どんなに頑張ってもせいぜい2m程度を移動するのがやっとですが、ストップ&ゴーの「ゴー」場合、リール1回転分以上無限に移動することが可能です(僕の使っているサステイン4000XGならリール2回転くらいで2mです)。

このことからも、「リフト」と「ゴー」を比べてみると、アクション距離と時間が圧倒的に「ゴー」の方が長いため、「ゴー」に比べ「リフト」時にバイトがほぼ無いのは明らかです。

リフト&フォールでは、リフト時よりも他のアクション時に神経を研ぎ澄ませてバイトを待ちましょう。

リフト&フォールのおまけの補足とまとめ。

おまけの補足。

リフト&フォールのおまけの補足。

それは、「疲れる」です。

めちゃくちゃ疲れます。

慣れているアングラーや、筋肉隆々のアングラーの方はガンガンやっても良いかもしれませんが、初心者の方に「多用してください!」とは口が裂けても言えません(;^_^A

ヒラメ釣りは忍耐との勝負になる場合が多い釣りです。

忍耐切れの前に、体力切れで釣行終了になるのは避けましょう。

特に、パパさんアングラーの方は翌日のお仕事や子供とのスキンシップに障害が発生するケースがありますので、多用は禁物です。

まとめ。

  1. フォールアクションの良いルアーを選別!
    • ヒラヒラフォールするルアーと、ストンと落ちるジグの両方を揃えましょう。
  2. ルアーのフォールアクションを妨げないようにしよう!
    • ルアーの本来のフォールアクションを存分に発揮できるように気を配ってください。
  3. リフトを除く全ての状況に気を配る!
    • リフト&フォールで魚信の発生する可能性の高い、リフトを除くアクションに細心の注意を払ってください。
  4. 多用は禁物!
    • 疲れます。肩が痛みます。「そろそろ肩が限界みてーだ…。」みたいなセリフを吐かないように気を付けましょう。

漁港でヒラメを狙う際は、参考にしてみてくださいね!